ドラッグストアの薬剤師って「品出し」や「OTCの販売」というイメージがありませんか?
今は調剤併設のドラッグストアが増えており、ドラッグストアに併設された調剤薬局で調剤をする薬剤師が増えています。
私もドラッグストアで働いていますが、調剤薬局の管理薬剤師として働いています。
ドラッグストアの管理薬剤師として働く私が、ドラッグストアの調剤薬局で重宝されるパートさんの条件を考えてみました。
- 認定薬剤師を取得している
- 長時間(週32時間以上)働ける
- 遅い時間まで働ける
- 日祝日に働ける
ドラッグストアで働くことに興味がある人は是非最後までお付き合いください!
かかりつけ薬剤師になれる薬剤師
ドラッグストアに限った話ではないですが、かかりつけ薬剤師になれる薬剤師は重宝されます。
かかりつけ薬剤師になるには条件があります。
- 認定薬剤師を取得している
- 常勤で働ける(週32時間以上)
認定薬剤師を取得していて、かつ週32時間以上働いていれば、かかりつけ薬剤師の条件を満たします。
管理薬剤師の正直な気持ちとしては、パートさんにもかかりつけの件数に貢献して欲しいです。
というのも、ドラッグストアの社員は結構な頻度で異動があるので、できればパートさんにかかりつけを取ってもらって件数を稼いでもらいたいという気持ちがあります。
認定薬剤師を持っている
認定薬剤師を取得していることはドラッグストアだけでなく、どの調剤薬局でも求められていることです。
面接では必ず聞かれると言ってもいいかもしれません。
やはり地域支援体制加算を算定するためには「かかりつけ薬剤師」が必要であり、患者様とかかりつけ薬剤師の契約を結ぶためには認定薬剤師を取得している必要があります。
以前は「認定薬剤師」を持っていれば「自己研鑽で勉強していて偉い」という感覚でしたが、ここ数年でその感覚は過去のものとなりつつあります。
今は認定薬剤師を取得していることが当たり前になりつつあり、取得していない場合は「どうして認定を持ってないの?」という認識になっています。
私もパートの薬剤師の採用時には必ず「認定を持っているか」を聞きますし、噂によると転職時に社員で転職しようとした時に「認定を持っていないと採用しない」という会社もあるようです。
長時間の勤務が可能(具体的には週32時間、月で126時間)
長時間の勤務が可能な薬剤師も重宝されます。
具体的に週32時間という数字を挙げたのは理由がありまして、保健所からは週32時間以上勤務していると常勤の薬剤師と判断されます。
ではなぜ週32時間以上の薬剤師が好まれるかというと、かかりつけ薬剤師になれるのが週32時間以上働いている常勤の薬剤師だからです。
前の話と内容が被ってしまいますが、認定を取得していて週32時間以上働いていれば「かかりつけ薬剤師」になることができるので、採用する側としては「認定薬剤師」を持っていて「週32時間以上働ける」薬剤師を求めています。
働ける時間がドラッグストアに合っている薬剤師
ドラッグストアは普通の調剤薬局に比べると夜遅くまで営業しており、土日も営業していることが多いです。
24時間営業している薬局もあったりしますが、どこのドラッグストアでも夜と土日祝日の薬剤師の確保が難しい状況にあります。
やはりドラッグストアが求める時間帯に働くことのできる薬剤師はありがたい存在です。
遅い時間の勤務ができる
ドラッグストアに併設している調剤薬局では、閉局が20時や21時ということもたくさんあります。
午前中に働くことができる薬剤師は割と簡単に確保ができるのですが、夜に働くことができる薬剤師はそれだけで貴重な人材です。
もし夕方~夜にかけて働くことができるのであれば、ドラッグストアに併設されている調剤薬局はおすすめです。
昼間に比べて時給も高いことが多く、効率よく稼ぎたい人にはおすすめです。
日祝も働くことができる
夜遅く働ける薬剤師と被りますが、日曜や祝日に出勤できる薬剤師も重宝されます。
私が勤務しているドラッグストアは薬局が20時で営業が終わりますが、日祝も営業しています。
平日に比べると薬剤師の人時は少なくて済みますが、やはり日祝も出勤してくれる薬剤師は限られています。
日祝も関係なく働くことができるのであれば、ドラッグストアの薬剤師はおすすめです。
ドラッグストアで重宝される薬剤師パートの条件4つ
ドラッグストアで重宝される薬剤師の条件を4つあげてみましたが、いかがでしたでしょうか?
ドラッグストアの薬剤師というと「品出し」や「OTCの販売」というイメージが強いかもしれませんが、今は調剤併設のドラッグストアが増えており、ドラッグストアとはいえ調剤をする薬剤師が増えています。
私もドラッグストアで働いていますが、調剤の管理薬剤師として働いています。
もし4つの条件に多く当てはまるなら、ドラッグストアで働くことも視野に入れて欲しいなと思います。
- 認定薬剤師を取得している
- 長時間(週32時間以上)働ける
- 遅い時間まで働ける
- 日祝日に働ける
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