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薬剤師国家試験に合格したら薬剤師免許の申請をしよう!

薬剤師国家試験お疲れ様でした!

薬剤師国家試験に合格したらやることは薬剤師免許の申請です!

残念ながら薬剤師の国家試験に合格しただけでは薬剤師を名乗ることができません。

厚生労働省の薬剤師名簿に登録されて初めて薬剤師と名乗ることができます。

大学でも申請方法の説明などはあると思いますが、薬剤師免許の申請方法を簡単にまとめましたので参考にしていただければと思います!

目次

薬剤師国家試験が終わったらやること

国家試験の自己採点をする

国家試験が終わったら、まずは自己採点をしましょう。

結果を確認するのが怖い気持ちはわかりますが、どちらにしても次の行動に移すために自己採点は必要な作業かなと思います。

合格していれば薬剤師免許の申請の準備を進め、不合格の可能性が高ければ今後の身の振り方を考えましょう。

僕は国家試験は1回で合格していますが、それ以前の問題で、卒業延期になった過去があります。

国家試験に合格し10年近く働いている今でも、僕はいまだに卒業延期の夢を見ます。

卒業延期ではなく国家試験の不合格だと思うと…想像しただけで胸が張り裂けそうです。

国家試験の不合格と少し違いますが、卒業延期になった経験があるからこそ書ける記事だと思っているので、真似はして欲しくないですが参考にしてください。

薬剤師国家試験に合格後の流れ

自己採点をして無事に合格していそうな人は、薬剤師免許の申請の準備をしましょう!

簡単な流れを下に書いておきます。

薬剤師国家試験に合格したあとの流れ
  • 国家試験の合格発表
  • 合格通知書が届く(発表から1週間程度)
  • 薬剤師免許の申請
  • 登録済み証明書の発行(申請から1~2ヶ月)
  • 薬剤師免許証の発行(登録から1~2ヶ月)

薬剤師免許証が手に入るまでには時間がかかるので、計画的に行いましょう!

また、薬剤師名簿に登録されてからでないと入社しても薬剤師として働けないので、薬剤師国家試験に合格したらすぐに免許申請をすることをおすすめします。

薬剤師免許の申請の準備

薬剤師免許の申請に必要な書類の準備をしましょう!

薬剤師免許の申請に必要な書類
  • 薬剤師免許申請書
  • 収入印紙30,000円
  • 戸籍謄本(抄本)、場合によっては住民票も可
  • 医師の診断書

薬剤師国家試験の合格後に、薬剤師名簿に登録するための手続きです。

薬剤師名簿に登録されないと、薬剤師としての業務は行えませんので気を付けてください。

薬剤師提出先は住所地の保健所(一部県は県庁)です。

薬剤師免許申請書

薬剤師免許の申請書は厚生労働省のHPからダウンロードすることができます。

僕は国家試験後に大学でもらったような気がするのですが、持っていない場合はネットでWordかPDFのものをダウンロードしましょう。

下に薬剤師免許に関する各種手続きのURLを張っておきます。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/yakuzaishi/menkyo.html

収入印紙30,000円分

薬剤師免許の申請書には30,000円分の収入印紙を貼る必要があります。

収入印紙は郵便局や法務局、金券ショップやコンビニでも購入することができますが、コンビニでは200円分の収入印紙のみのことが多いようです。

法務局と言われてもどこにあるかピンときませんので、一番買いやすいのは郵便局かと思います。

収入印紙は基本的に現金でしか購入できないので、気を付けましょう。

また、収入印紙は貼るだけで大丈夫です(消印は行わない)

収入印紙のポイント3つ
  • 郵便局が一番わかりやすい
  • 現金で購入する必要がある
  • 消印は行わない(貼るだけでOK)

戸籍謄本(戸籍抄本)

発行された日の翌日から6か月以内のものが必要になります。

※薬剤師国家試験の受験申請時から本籍地都道府県又は国籍、氏名、性別に変更がない者は、本籍地の記載がある住民票又は住民票記載事項証明書の添付でも可

※住民票を添付する場合は、個人番号(マイナンバー)の記載がないもの

国家試験の受験時から何も変更がない人は住民票でも大丈夫なようです。

その際はマイナンバーの記載がない住民票を用意しましょう。

役所で住民票を出してもらう際にマイナンバーを記載するかどうかの欄があるので、そこで記載しないようにしましょう

医師の診断書を書いてもらう

近隣のクリニックで医師の診断書を書いてもらいましょう

事前にクリニックに電話をして、「薬剤師免許申請に必要な診断書を書いて欲しい」と伝えておく方がスムーズです。

医師の診断書をもらう
  • 事前にクリニックに確認の連絡をする
  • 発行から1ヶ月以内のものが有効

診断書の中に「麻薬、大麻又はあへんの中毒」ではないという項目があります。

私が行ったクリニックの先生は 「麻薬の中毒者じゃないかどうかは尿検査でもしないとわからないよね」と言われて尿検査をしました。 

診断書の作成で尿検査をしたという話を周りの薬剤師から聞かないので、尿検査をしたときは少しびっくりしました。

薬剤師の免許申請に必要な診断書をお願いしたいのですが」みたいな感じで事前に問い合わせをして、診断書を書いてもらえるか確認しておきましょう

全て揃ったら住所地の保健所に提出

すべてが揃ったら提出しに行きましょう!

提出先は住所地の保健所(一部県では県庁)です。

薬剤師免許申請に必要な持参物
  • 薬剤師免許申請書(収入印紙を貼る)
  • 戸籍謄本(戸籍抄本)
  • 医師の診断書
  • 合格証の原本(家に届くやつ)
  • 本人確認書類(運転免許証など)

保健所で薬剤師申請を行い、「登録証明書」用はがきをもらいましょう

「登録証明書」用はがきを出しておくことで、薬剤師名簿に登録されたことを証明するためのはがきが届きます。

はがきには63円の切手が必要になるので、予め用意しておきましょう。

免許証の発行には1~2ヶ月程度時間がかかるため、薬剤師免許証が届くまでは、「登録証明書」が免許証の代わりになります。

申請が無事に通り、登録されると登録済み証明書(はがき)が届きます。

登録証明書は薬剤師免許証が届くまでは免許証として扱えるので、届いた登録証明書はなくさないようにしましょう!

薬剤師国家試験に合格したら免許申請をしよう!まとめ

免許申請をしないと名簿に登録されないので、薬剤師国家試験に合格したら必ず免許申請をしましょう。

入社しても薬剤師名簿に記載せれるまでは薬剤師として働くことができません。

なので薬剤師国家試験に合格したらすぐに免許申請をすることをおすすめします。

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この記事を書いた人

大手ドラッグストアの管理薬剤師。
9年目薬剤師/認定研修薬剤師・健康サポート薬局研修/かかりつけ・在宅やってます/

薬剤師としての自身のキャリアに不安を感じたことと、若年時の教育がとても重要だと考え若手薬剤師向けのブログを始めました。
所属している会社に関係なく、薬剤師としてスキルを高めていきたい。
ブログを通じて副業にも挑戦中。

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