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新人薬剤師が薬局に上手く馴染むための4つのコツ!周りの信頼を勝ち取るためには?

ドラッグストアの調剤薬局で管理薬剤師をしているワカマルです。

新入社員時代から数えて何店舗も異動していますが、異動した時に「どうしたら早くその店舗に馴染むことができるか」を毎回考えています。

「どうしたら早く馴染むことができるのか」というのは新しく配属された新人薬剤師にも当てはまると思うので、私の経験をもとに紹介させていただきたいと思います。

最初に結論からお伝えしたいと思います。

新人薬剤師がその薬局に上手く馴染む方法は「信頼を勝ち取る」ことです。

目次

新人薬剤師が周りからの信頼を勝ち取る方法4つ

なぜ信頼を勝ち取ると薬局に馴染むことができるのでしょうか?

新人薬剤師は周りに「与える」より「与えてもらう」ことの方が多いです。

具体的には、先輩薬剤師から知識やルールを教えてもらったり、手こずっていればフォローをしてもらい、いろいろな面倒をみてもらいますよね。

与えられてばかりの新人薬剤師がどうやったら周りの信頼を得られるかというと、それは「積極的に行動する」しかないと私は考えています。

積極的に働き努力し、周りに「使える人間」だと認めさせる必要があります

目の前の仕事に一生懸命取り組み、様々なルールを覚え、日々努力する姿を周りに見せていきましょう。

日々努力する姿が周りに認められ、次第に信頼を勝ち取ることに繋がります。

では具体的に何をしたらいいのか?

新人薬剤師が周りの信頼を勝ち取るためには以下の4つを意識して欲しいです。

周りの信頼を勝ちとる方法
  • コミュニケーションを大切にする
  • 積極的に行動する
  • 人がやりたがらないものを率先して行う
  • その店舗に足りないものを補う

私はドラッグストアにある調剤薬局の管理薬剤師として働いていますが、新しい店舗に異動した際に意識していることの一部です。

コミュニケーションを大切にする

調剤薬局は狭い職場です。

薬剤師と調剤事務を合わせても20人以下の職場がほとんどかと思います。(ドラッグストアで売り場の職員まで含めるとなると話は変わってきますが)

そんな狭い職場で一番必要なのはコミュニケーションです

コミュニケーションが一番必要といっても、難しいことをする必要はありません。

「笑顔で挨拶をする」「顔と名前を覚える」「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)や引継ぎをしっかり行う」などの当たり前のことを当たり前に行いましょう。

周りの従業員は新人薬剤師には無意識のうちにフレッシュさを求めていますので、元気に挨拶をすることは欠かさないようにしましょう!

何事にも積極的に行動する

配属されて間もない新人薬剤師はわからないことだらけだと思います。

わからないことや気になることは積極的に教えてもらいましょう。

わからないことを堂々と聞けるのは新人薬剤師の特権です。

年次が上がるにつれて知っているのが当たり前になるので、わからないことを聞いて怒られないのは新人のうちだけです。

何事にも積極的に挑戦してください。

決して手持無沙汰にならないように。

ぼーっとしている時間にもお給料が発生していることを忘れないでください。

手が空いてしまったら「今自分に何かできることはないか」を考えるようにしましょう。

何をしたらいいのかわからなければ先輩に聞けばいいですし、積極的にできることを探しましょう。

人がやりたがらないことを率先して行う

人がやりたがらないことも経験と思い、率先して行いましょう。

例えば「少し癖のある患者さんの投薬」や「処方せん4枚組のご家族の投薬」、「面倒な粉砕や一包化の処方せんの調剤」など、他の人が嫌がることは率先して行いましょう。

癖のある患者さんも仲良くなってしまえばなんてことはないかもしれません。

4枚組の処方せんは薬歴を書く件数が一気に増えてしまいますが、内容はそれほど重くないかもしれません。

面倒な粉砕や一包化も、いずれは自分でできるようにならなければいけない処方であるはず。

人が嫌がる内容でも見方を変えれば、新人薬剤師には全てがプラスの経験になります。

中には、嫌な仕事は他人に押し付けて自分ばかり楽をしようと思っている悪い薬剤師もいます。

ですが、損な役割を押し付けられてと思ってはいけません。

周りは必ず見てくれています。

それは管理薬剤師だったり先輩社員だったり、事務さんかもしれません。

「人がやりたがらないことを行う」というその行動が、少しずつ周りの信頼を勝ち取る助けになるはずです。

その店舗に足りないものを補う

職場に慣れてくると周りのことが少しずつ見えてくると思います。

「薬局に足りないもの」「どんな働きをしたらその薬局がスムーズに回るか」を考えて、その店舗に足りないものを補えるような働きをしましょう

薬局がどうしたら上手く回るのかを考えるのは管理薬剤師の仕事ですが、管理者だけが上手く回そうと思っても薬局は上手くまわりません。

薬局を回していくには他の薬剤師の協力が必要です。

管理する側からすると、上手く回そうとしてくれる人がいることは大きな助けになります。

上手く回してくれる人がいると薬局がスムーズに回ります。

あなたがいると薬局がスムーズに回るのであれば、周りに必要とされて周りからの信頼も勝ち取れているはず。

それができればもう新人薬剤師からは卒業です。

薬剤師の1人としてその薬局に立派に貢献できるはずです。

新人薬剤師が薬局に上手く馴染むための4つのコツ! まとめ

新人薬剤師が薬局に上手く馴染むコツでしたがいかがでしたでしょうか?

最後にコツ4つをもう一度復習です。

周りの信頼を得るために必要なこと
  • コミュニケーションを大切にする
  • 積極的に行動する
  • 人がやりたがらないものを率先して行う
  • その店舗に足りないものを補う

良くも悪くも周りはあなたの働きをしっかり見ています。

薬局の中で信頼を勝ち取れるよう、日々できることを一生懸命取り組みましょう!

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この記事を書いた人

大手ドラッグストアの管理薬剤師。
9年目薬剤師/認定研修薬剤師・健康サポート薬局研修/かかりつけ・在宅やってます/

薬剤師としての自身のキャリアに不安を感じたことと、若年時の教育がとても重要だと考え若手薬剤師向けのブログを始めました。
所属している会社に関係なく、薬剤師としてスキルを高めていきたい。
ブログを通じて副業にも挑戦中。

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